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むちうちの症状はどのように説明すればいい?医師に症状を伝えるときのポイントを解説!

「むちうちの症状はどのように説明すればいい?」

「どうして症状の伝え方が大切なの?」

この記事では、あなたが抱える上記のような疑問を解決していきます。

結論として、むちうち症は画像検査などで原因を特定するのが容易でなく、医師は患者の説明を頼りにして症状を判断します
このとき、患者側の説明が不明確であると、正しい診断がなされません。したがって、むちうち症の診断では、症状を具体的に説明することがとても重要になります

この記事では、むちうちの症状の伝え方が大切な理由や、医師にむちうちの症状を伝えるときのポイントを解説しますので、参考にしてください。

【結論】誇張せずに正しく自覚症状を伝えよう

【結論】誇張せずに正しく自覚症状を伝えよう

交通事故でむちうち症が生じた場合、症状の重さによって通院期間や治療内容が変わります。
そのため、整形外科でむちうちの診断を受けるときは、症状の内容を誇張せずに正しく説明しましょう

また、むちうちの症状が完治しない場合は、後遺障害等級の認定を申請する必要があります。申請の際には、後遺障害診断書に正しい内容が記載されていなければなりません。適切な後遺障害診断書を作成してもらうためにも、医師に正しく自覚症状を伝えるようにしてください。

むちうちの主な症状

むちうちの主な症状

むちうちは、正式名称を「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」といい、交通事故で強い衝撃を受けたときに、首がムチのようにしなることで生じる症状です。
ここからは、むちうちの主な症状を解説します。

頸部痛

頸部痛

交通事故の衝撃で、首の骨の頸椎がむちのようにしなると、首の筋肉、靭帯、椎間板、神経などが損傷し、首の周りに痛みや痺れが生じる場合があります。
常に症状が現れるものもあれば、首を動かしたときに痛みが出たり、雨の日に痛みが出たりする場合もあります。

肩こり

肩こり

事故の衝撃で軟部組織や自律神経を損傷すると、血行障害が生じて肩こりが生じる場合があります。交通事故後に、首から肩・背中にかけて重さ、疲労感、痛みを感じる場合は、むちうちを原因とする肩こりかもしれません。

手足の痺れ・痛み

手足の痺れ・痛み

頚椎から上肢・下肢に伸びる神経根が圧迫されると、手足に痺れや痛みが生じることがあります。
頚椎では、加齢によって椎間板の扁平化や椎間孔狭窄などが生じることが多く、神経根の圧迫が起きやすい状態になっている場合があります。そして、実際に交通事故が発生すると、その衝撃で神経根が圧迫され、手足に痺れや痛みが生じてしまいます。

吐き気・めまい・耳鳴り

吐き気・めまい・耳鳴り

むちうち症は自律神経失調症を引き起こすことがあり、吐き気、めまい、耳鳴りなどの症状の原因になります。これらの症状があらわれたときは、整形外科の治療とは別に、耳鼻科などで治療を受けることも検討してください。

むちうちの症状の伝え方が大切な理由

むちうちの症状の伝え方が大切な理由

むちうちがあらわれた場合、医師への症状の伝え方が重要といわれています。では、なぜむちうちの症状の伝え方が大切なのでしょうか。その理由を解説します。

むちうちは検査で異常が見られないことがあるから

むちうちは検査で異常が見られないことがあるから

むちうち症は、骨折などのケガのように、外見で判別することができません。さらに、レントゲンやMRIなどの画像検査を受けたとしても、異常を確認できないことも多々あります

いくら症状が酷くても、その症状を言葉で伝えなければ、医師は正しい診断をすることができません。症状を判別できなければ、適切な治療を受けることもできず、後遺障害等級の認定もできなくなってしまいます。

治療期間の判断材料になるから

医師が治療期間を決定する際には、患者の説明を参考にする必要があります。
症状が強く残っており、当面の治療を受けたい場合は、患者側から医師にしっかり伝えるようにしましょう

また、加害者側の任意保険会社が被害者の治療費を支払いますが、治療期間が長引くと、保険会社が担当医に医療照会を行います。医療照会とは、病院などの医療機関に対し、患者の状態や治療経過、検査結果などについて回答を求めることです。

このとき、患者側の主張が弱いと、医師はそのまま保険会社に患者の説明を伝えてしまいます。症状が緩和しているならば、保険会社は治療費の打ち切りを考え始めるでしょう。そうならないためにも、症状が残存しているならば、きちんと医師に伝えるようにしてください。

なお、これ以上治療を続けても治療の効果が見込めなくなった場合は症状固定となり、その段階で治療が終了したものとみなされます。症状固定の時期は医師が決定するので、医師ときちんとコミュニケーションをとりながら、正しい時期に症状固定を診断してもらいましょう

患者の説明によって治療方針が決まるから

患者の説明によって治療方針が決まるから

むちうちによる症状は本人しかわかりません。そのため、患者本人がむちうちの症状を正しく伝えなければ、効果的な治療を受けられないでしょう

例えば、単に「首が痛い」とだけ伝えても、それがむちうちによる症状か、別の症状なのか判断できません。また、交通事故後に発症したことを伝えないと、むちうちとは無関係の症状と判断され、異なる治療を提案される可能性もあります。

後遺障害等級の認定可否に関わるから

むちうちによる症状は完治するとは限りません。医師が症状固定と判断すると、完治しなかった部分の症状は後遺症として扱われます。

症状固定後は、相手方の自賠責保険に対して、後遺障害等級認定の申請が可能です。後遺障害が認められると、後遺障害慰謝料逸失利益(後遺障害による労働能力の減少がなければ得られたであろう収入)を請求することができます。

ただし、後遺障害等級は、申請したからといって必ず認定されるわけではありません。等級認定の審査では、医師が記入する後遺障害診断書の内容が重要になります。後遺障害診断書は、患者の主張をもとに医師が記入しなければなりません。このとき、患者が医師に正しく症状を説明していなければ、後遺障害診断書に誤った内容が記載がされたり、内容の不備が生じたりするおそれがあります。

特に、むちうちは画像検査で異常を確認しにくい症状ですので、患者がどれだけ自覚症状を説明できるかが肝になります。後遺障害が認定されなけば、後遺障害慰謝料や逸失利益を請求できません。そのため、医師に症状を具体的に説明し、適切な後遺障害診断書を書いてもらうようにしましょう。

医師にむちうちの症状を伝えるときのポイント

医師にむちうちの症状を伝えるときのポイント

では、どのように説明すれば、医師に正確に症状を伝えられるのでしょうか。ここからは、医師にむちうちの症状を伝えるときのポイントを解説します。

症状を具体的に説明する

むちうちは外部から症状を判別しにくく、症状の内容は当人にしかわかりません。
ここで、「とにかく痛い」「首がしびれる」のような曖昧な説明をしてしまうと、正しい診断がなされず、適切な治療が受けられない可能性があります

したがって、医師に説明するときは、以下のようにむちうちの症状を具体的に伝えるようにしましょう。

痛みの場所や範囲

痛む場所はどこなのか、局所的に痛むのか、複数箇所痛むのか、どこからどこまで痛むのかなどを具体的に説明します。

痛みの程度

「眠れないほど痛い」「階段を上れないほど痛い」や「10段階なら8ぐらい」など、医師に伝えやすい方法で痛みの程度を説明します。

痛みが生じた時期

「事故の日から1週間経ってから痛みが生じた」というように、痛みがあらわれた時期を正確に伝えます。交通事故の日と痛みがあらわれた時期がかなり空いていると、事故とむちうちとの間の因果関係を疑われてしまうので注意が必要です。

どのようなときに痛むか

特定のシーンで症状が酷くなるときは、「雨の日は特に痛む」「仕事中は特に痛む」などの説明をしましょう。
「雨の日に痛くなる」「仕事中に痛くなる」などと説明すると、普段は痛くないと判断され、後遺障害の認定で不利になるおそれがあるので注意してください。

症状の程度の誇張しない

治療期間が長引けば、それだけ治療費をたくさん受け取れます。事故にあった被害者としては、できるだけ多くの治療費を受け取りたいでしょう。

ですが、症状の程度を誇張して伝えてはいけません。症状が完治しているにもかかわらず、「まだ痛みが残っている」などと嘘をつき、過度に通院を繰り返そうと考える人もいるかもしれませんが、そのような嘘は保険会社に見抜かれるおそれがあります。というのも、保険会社は、嘘をついて過度な通院をする人を何人も対応しています。保険会社に対する嘘はバレやすいため絶対にやめてください。

保険会社に嘘が見抜かれてしまうと、治療費の支払いがストップしたり、慰謝料が減額したりするおそれがあります。それだけでなく、詐欺罪で訴えられる可能性もあるので、症状を誇張したり、嘘をついたりせず、正直に伝えるようにしてください。

症状の内容を事前にまとめておく

症状の内容を事前にまとめておく

医師にむちうちの症状を伝えるときは、あらかじめ症状の内容をメモなどにまとめておくと良いでしょう

何も準備せずに診察を受けると、言い忘れが生じてしまい、自覚症状を正確に伝えられないおそれがあります。
また、診察後に伝え忘れてしまったことを思い出したとしても、同じ医師にそのことをもう一度説明し直せるとは限りません。

症状の伝え忘れが生じてしまうと、実際の症状と患者の主張が噛み合わず、むちうちと判断されない可能性があります
このようなことを防ぐためにも、あらかじめ具体的な症状を全てメモなどにまとめておくのがおすすめです。

むちうちの治療方法

むちうちの治療方法

慰謝料請求や後遺障害等級の認定の際には、むちうちの治療法についても重要になります。正しい方法で治療を受けないと、慰謝料が減額されたり、適切な後遺障害等級の認定が受けられないおそれがあります。
ここからは、むちうちの治療方法について解説します。

まずは整形外科で診察を受ける

まずは整形外科で診察を受ける

むちうちの治療は、整骨院接骨院などで受けることもできます。ですが、初回の診断は、必ず整形外科で受けるようにしてください
整形外科で診断してもらわなければならない理由には、以下の2つがあります。

必要な検査を受けることができる

整形外科では、レントゲンやMRIなどの機器が完備されています。ですが、整骨院や接骨院では、機器の技師がいないため、これらの検査は受けられません。
そのため、事故後に体の不調を感じたときは、まずは整形外科で検査を受けるようにしましょう。
もっとも、むちうち症はレントゲンやMRIなどの画像検査で異常を確認しにくい症状です。それでも、検査を受けることで神経根の圧迫などが見つかる場合があるので、まずは整形外科の診断を受けるようにしてください。

損害賠償で診断書が必要になる

交通事故の被害者になった場合は、加害者に対して損害賠償請求するときや、警察に人身事故として処理してもらうときに、事故で負傷したことを証明する診断書が必要になります。また、後遺障害等級の認定では、通常の診断書とは別に、後遺障害診断書が必要です。
これらの診断書は、整形外科や整骨院では作成してもらえません。なぜなら、診断書を作成できるのは正式な医師のみであり、整骨院や接骨院に所属しているのは柔道整復師であるからです。
したがって、まずは整形外科で診断を受けて、医師に診断書を作成してもらいましょう。

整骨院に行くなら医師の許可を得てから

整骨院に行くなら医師の許可を得てから

むちうちの治療は、整形外科ではなく整骨院や鍼灸院で施術を受ける方が効果的なことがあります。
しかし、相手方の保険会社は、患者が整形外科以外の施設で治療を受けることに消極的です。そのため、担当医に無断で整骨院などに通うと、保険会社に治療費を請求できなくなるおそれがあります

このようなケースを避けるためには、整骨院や鍼灸院に通う前に、必ず医師の許可を得るようにしてください。医師が事前に把握できていれば、整骨院や鍼灸院での治療の必要性を、保険会社にうまく説明してくれるでしょう。

まとめ

むちうち症は外見からでは判断しにくく、画像検査で異常が見られない場合もあります。
そのため、交通事故でむちうちを負ったときは、医師に正しく自覚症状を伝えなければなりません

もし、不明確な説明をしてしまうと、治療期間が短くなったり、十分な治療を受けられなかったりするおそれがあります。また、治療期間が短くなると、保険会社に請求できる賠償金額も少なくなってしまうでしょう。

そうならないためには、痛みの場所や範囲、痛みの程度、痛みがあらわれた時期、特に痛みがひどくなるときなどについて、医師に具体的な説明をすることが大切です