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むちうちは症状が出るまでどのくらいかかる?症状が遅れる理由を解説!

交通事故に遭ってしまった際に、最も多くみられる症状がむちうちです。

事故発生直後は何の症状もなくとも、むちうちの症状は事故から数日経ってからみられることも多くあります

症状が現れはじめた場合はもちろんのこと、交通事故に遭ってしまったら何の症状はなくともひとまず医師の診察を受けることが大切です。

この記事では、むちうちの症状が遅れて現れる理由や、早期治療の重要性について解説します。

万が一自身や大切な人が交通事故に遭ってしまったときに役立つ内容を解説するので、把握しておいてください。

この記事でわかること
  • むちうちの概要
  • むちうちの症状の種類と、それらが出るまでどれくらいかかるか
  • むちうちの症状が遅れて現れる理由
  • 事故後すぐに病院にいくべき理由

むちうちとは何か?

むちうち

むちうちとは、ひとことでいうと「首の捻挫」です。

車の追突事故や急停車によって、不自然な力が首周辺に負荷をかけることにより、急激に伸びてしまうことによって発症します。

その際に首がムチのようにしなることから「むちうち」と呼ばれることが多いこの症状ですが、実は正式な傷病名ではありません

正式には「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」といい、医師からの診断書にはその傷病名が記載されます。

むちうちの症状とその進行

むちうち

むちうちは「首の捻挫」ですが、その症状は首以外のあらゆる部分にもみられます

むちうちの症状とその進行
  • むちうちの症状
  • むちうちの症状が出るまでにかかる期間
  • 後遺症が残ることもある

むちうちの症状

むちうちを発症したときにみられる症状は、以下のとおりです。

むちうちの症状
  • 首の傷み、動かしにくさ
  • 頭痛
  • 肩こり
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 腕や手の傷み、痺れ
  • 背中の傷み
  • 腰の傷み
  • 歩行障害
  • 不眠
  • 倦怠感

これらの症状が一つでもみられる場合は、むちうちを患っている可能性大です。

すぐに医師の診察を受けてください。

むちうちの症状が出るまでにかかる期間

むちうちの症状が出るまでにかかる期間は、人によって個人差があります

事故発生直後に発症する場合もあれば、数日後、場合によっては数週間後に症状が出始めることもあるので注意が必要です。

事故発生から時間が経つと、その症状が交通事故が原因で発症しているのか、それとも別の原因なのか判断しにくくなります。

よって、交通事故に遭ったらできるだけ早く病院にいくことが大切です。

早めに受診しておくことで交通事故と症状との因果関係を結びつけることができ、その後慰謝料や損害賠償を求めるときにも有利になります

後遺症が残ることもある

むちうちを患ってしまうと、その後長きに渡って後遺症が残ることがあります。

症状をできるだけ軽減させ、後遺症を残さないためには、やはり早期に治療を受けることが大切です。

症状が遅れる理由

交通事故

むちうちの症状が遅れて発症する理由として、以下の3つが考えられます。

むちうちの症状が遅れて発症する理由
  • アドレナリンが分泌され、興奮状態であるため
  • 首の骨がずれ、神経を圧迫してしまうため
  • 首の痛みを避けるための体勢をとることで、他の箇所に負担をかけてしまうため

アドレナリンが分泌され、興奮状態であるため

多くの場合、人は交通事故に遭った直後は極端な興奮状態、もしくは緊張している状態になります。

突然の事故によって興奮作用のある交感神経優位の状態となり、血液中にアドレナリンというホルモンが分泌され、痛みを感じにくくなるのです。

スポーツ選手が試合中に負傷しても痛みを感じず、試合が終わってから痛みを感じるのと同じ原理です。

また、事故のショックによって精神的に崩れてしまうのを防ぐため、防衛反応としてアドレナリンが放出されるという説もあります

首の骨がずれ、神経を圧迫してしまうため

交通事故の衝撃によって、場合によっては首の骨がずれてしまうことがあります。

首の骨がずれてしまうと神経を圧迫してしまい、身体中の血液の巡りを狂わせてしまいます

そのため、時間が経つごとに神経の状態が深刻化し、症状を自覚するようになるのです。

首の痛みを避けるための体勢をとることで、他の箇所に負担をかけてしまうため

交通事故によって首に大きな衝撃を受けた場合、無意識のうちに首の痛みを避けようと首への負担が少ない体制をとることがあります。

それによって首への負担は軽減されるものの、背中や腰、肩などの筋肉に負担をかけてしまい、筋肉が硬くなってしまいます

運動をした翌日に筋肉痛になることが多いように、交通事故で筋肉に負荷をかけてしまった場合も、翌日以降に痛みを感じることがあるのです。

早期治療の重要性

診察

交通事故に遭ってしまったら、症状の有無は問わずできるだけ早く医師の診察を受けるべきです。

その理由として、以下の3点が挙げられます。

早期治療の重要性
  • むちうちの症状のほとんどは目に見えないため
  • 症状と交通事故の因果関係を証明する必要があるため
  • 放置していると症状が深刻化してしまう可能性があるため

むちうちの症状のほとんどは目に見えないため

むちうちの症状は、傷や出血などのように目に見えるものではありません。

症状が出るまでに数日から数週間かかることも多く、事故直後は何の症状もなくとも、実はむちうちを患ってしまっているケースは多くあります。

目に見えない症状がMRI検査を通してわかる場合もあり、早めの通院は症状の早期発見にも繋がります。

早めに通院した方が適切な治療を受けられ、後遺症を防ぐことにも繋がるのです。

症状と交通事故の因果関係を証明する必要があるため

事故発生から数週間ほど経ってから症状がみえ始めると、その症状が交通事故によるものなのか、それとも他の要因によるものなのかの判断が難しくなります。

症状と交通事故の因果関係を医学的に証明されない限り、慰謝料や損害賠償の請求はできません

通院が遅れると、身体に負担をかけてしまうだけでなく、金銭的にも苦しめられてしまうことになり兼ねないのです。

症状と交通事故の因果関係を医学的に証明してもらうため、事故発生後できるだけ早く通院することをおすすめします。

放置していると症状が深刻化してしまう可能性があるため

人によっては「なんだか調子が悪いなぁ」と感じる程度の軽い症状だと、病院にいくことを面倒に思うかもしれません。

しかし、軽い症状でも放置していると次第に深刻化してしまう可能性があります。

症状が深刻化してしまうと、治療するにも時間がかかってしまうはずです。

何らかの症状を感じた場合はもちろん、何の自覚症状はなくともまずは一度医師の診察を受けるようにしてください。

交通事故後はまず病院へ

病院

交通事故後は、自覚できる症状は何も無くともまずは病院に向かうべきです。

自分でも気付かないうちに、身体に大きな損傷を負ってしまっている可能性があります。

早めに通院することで、症状の深刻化を防げるはずです。

やむを得ない事情で事故当日に病院に向かうのが難しい場合でも、数日中の間には必ず診察を受けるようにしてください

まとめ

むちうちの症状は、事故発生から数日~数週間遅れて発症することもよくあります

しかし、交通事故に遭ってしまったら、自覚症状はなくともすぐに病院に向かうべきです。

早めに医師の診察を受けることで、自覚していない損傷を発見でき、適切な治療を受けられるはずです。

病院にいくのを後回しにしてしまうと、症状が深刻化してしまったり、症状と交通事故の因果関係を証明できなくなってしまったりする可能性があります。

そうなってしまうと、重い症状に悩まされながら、その治療費を自己負担しなきゃいけなくなってしまうかもしれません。

交通事故に遭ってしまったら、何の症状はなくともまずは病院にいくようにしましょう。

交通事故に遭われた方々が健康を回復するための情報を提供するための情報を発信しています。経験と知識をもとに、読者の皆さんが安心して適切な治療を受けられるようお手伝いをしていきたいと思っています。